チリ/サン・ペドロ
★国境の町サン・ペドロ・デ・アタカマ
■チリ | 国境の町サンペドロデアタカマで1泊 (1/11) |
ボリビアのウユニ塩湖の2泊3日のツアーはウユニの町に戻るかチリに抜けるか選択できるのだ。
チリに抜ける場合は乗り合いバスの料金が別途掛かるが南に抜けるには便利だ。
でもって、国境から最も近い町がこのサン・ペドロ・デ・アタカマなのだ。
何も無い旅人のための町だ。
サン・ペドロの町からから見たリカンカブール火山
なかなか空いている宿が無い。
空いていてもWiFiが付いてないのでしばらく町を探すことにする。
小さな町なので歩き回ってよーやくみつけたユースホステルは中庭があって結構奇麗だった。
南米の南側は物価が高いって聞いてたが、チリに入り料金が倍になり個室ではなくドミトリーになった現実を受け止めるしかなかった。
荷物を置きシャワーを浴びて、町へ移動。
キャッシングするが
手数料が450円取られビックリ!!
日本でも3円ほど高いレートにされるからかんり損だ。
同行している直己がドルで両替をするが少しでも汚れていると両替してくれない。何だかやっかいな国だなという第1印象は否めない。
軍資金を調達し、町の小さな教会を目印にして周囲をうろうろ。
既に14時を過ぎていて腹が減った。
レストランも少なく、小さな食堂で余り美味くも無いランチで腹を満たす。
●ランチ(ポジョ&パスタ)
2000CLP(380円)
|
|
ポジョとは西語で鶏肉のこと。 パンがついてたが大して美味しくもない。
※物価の安いボリビアから移動してきたので倍の値段がかかるのできつい! |
この先の移動を検討しようとバス会社を訪ねる。
クスコからしばらく行動をともにしていた米大学留学中の直己がコロンビアに向けての大移動を検討していた。
ちょうどこの日の17時にペルー方面に向かうバスがあったので彼は即決した。コロンビアまでは遠く、バスを乗り継いで2〜3日の長時間移動は避けれない。結構辛そうだ。
バスの時間までまだ2時間もあるとのんびりしていたが、
ボリビアからチリに移動したので1時間の時差があることに我々は気がついてなかった。
何たる失態。
早めに旅行社に行ったつもりが既にバスは出発してしまった後だった。
1時間先のバスセンターで他の客を乗せるためにしばらく待機するってことなので、慌てて他のバス会社を探す。
運良くあと7−8分で出発するってバスを見つけ直己を探しに行く。
荷物を担いで来た道を走り間一髪でバスに乗り込みギリギリセーフ。
別れの言葉も交わす時間も余り無く、彼はそのまま過酷な長時間移動へと旅立っていった。
※この時点で俺はまだどこに向かうのか未定なのだ。
■チリ | サルタ(アルゼンチン)へ奇跡の移動 (1/12) |
前日にこの先どこに行こうか調べたのだが、前もって予約しないと厳しい現実を知る。
サンチアゴ行きのバスは本数はあるのだが結構遠いし、後で行く事になるのでこのルートは気が進まない。
サルタ(アルゼンチン)行きが良いのだが、この路線は週に3日しか出ておらず、4日前に申し込まないと満席になってしまうらしい。
昨日知り合ったアラタ君も満席で4日間もこの町で時間を潰したらしい。
前日にチェックしたが満席だったので3〜4日後のバスでサルタに向かう気持ちになっていた。
万が一ということもあるので朝一で旅行社に向かう。
女性スタッフの出勤を待ち、空きを聞いてみるがやはり満席とのこと。
食い下がってキャンセルが出ていないか電話で聞いてくれないかとお願いすると快く引き受けてくれた。
すると、さっき1名のキャンセルが出たので今から乗れるよって言うことになり、急遽サルタ行きが決定。
40分でバスが来るので荷物を取って来いと言われ往復ダッシュ。
奇跡のキャンセル待ちでサルタ(アルゼンチン)へ移動バスに乗り込む。
アタカマの町を出てすぐに国境の町があり出国手続き。
隣の席は偶然にも世界一周中の高林さんだったの、色々話をしている間にあっという間にサルタに到着。