57カ国目




 海外旅行周遊・
 世界一周旅行ガイド

■ヨーロッパの交通
●鉄道
ユーレイルグローバルパス
ユーレイルセレクトパス
ユーレイルパス比較分析
国鉄の調べ方(購入)
●バス
ユーロライン国際バスとパス
●航空券
格安航空券
世界一周航空券
■海外の宿(安宿)
海外のホテル(安宿など)
ホステル予約方法
各地の日本人宿
■オススメ情報
海外の文字化けCP攻略
写真のデータを復活
世界遺産ランキング
世界遺産トップ10紹介
世界のお祭り
海外旅行保険無料クレジット
■旅行準備
周遊プラン作成
各種手続き(準備)
お金の準備あれこれ
外国人が喜ぶお土産
海外で役立つアイテム
持ち物チェックリスト

アルゼンチン/エルチャルテン


丸一日バスでの移動にグッタリ
雄峰フイッツ・ロイをトレッキング

■アルゼンチン |丸一日バスでの移動にグッタリ (1/20)

昨夕は出発が3時間も遅れた。
前評判では景色が素晴らしいという道も真っ暗でどこをどう走っていたのかも分からず。
夜間に俺らが寝ている間中バスは走り続けていた。
朝起きてみると何も無いまっすぐに伸びる悪路を走り続け、車窓から見る景色は駄々広い草原(砂漠?)が広がっていた。
どこがええ景色やねん?ってな感じだ。
マレーシアのクアラルンプールからシンガポールにバスで移動するときにも4〜5時間同じ風景で飽き飽きしたが、こっちの方が凄いのだ。
同じような道を朝から晩まで走るので退屈さは尋常じゃない。
昼間に途中の小さな町でバス
は停車し1時間ちょっとの昼休
憩。
自分の荷物を全て降ろしたら
バスはどこかへ行ってしまった。
大した説明も無いままだったが
長く旅をしているとそれほど不
安にもならない。

どーせ誰かが何か言って来るし、他の人と同じ様に行動しているとそうそう大きなトラブルにはならない。
ランチも終わり乗客が散らばっていく中、別なスタッフがやって来て別のバスが来ているのでそっちに乗る様にという指示だ。
唐突すぎて準備の出来ていない人が多い。
新しく加わった乗客も含めバスに乗った。
どうやらこの町で各々のバスは折り返し運転し、乗客だけトレードするような感じでピストン輸送しているようだ。
今度のバスは恐ろしくおんぼろなので、悪路を走り続ける間ずっとガタゴト揺れてお尻が痛くなってくる。うるさいし土ぼこりで空気は悪く最悪だ。

トイレ休憩で立ち寄った売店兼民家のトイレは庭先にあってボロボロだ。女子には可愛そうだがそこを使うしかないようだ。
気がすすまないのはわかるが長蛇の列を作っている。
あいかわらず面白くない景色の中、ガタゴトガタゴトバスは走り続ける。なんか煙いような匂いがするなぁと思い周囲を確認すると頭の上から白いものがうっすら落ちてきている。
ナンだろうと思い原因を探っていくと、原因が判った。
窓の隙間から細かな土の粒子が落ちてきていたのだった。
窓のサンには土ぼこりが堆積していてビックリ!
自由席なので一番後ろの陣取ったのだが、俺の席だけ土ぼこりの舞う席になっていたのだ。
舗装路は途中の10分ほどであとは全て悪路だったので髪の毛はギシギシ。お尻はアイタタタ!ツライ!

川の奇麗な場所で草木が茂っていた。
女子たちはティッシュ片手に茂みに隠れて行った。
最後の休憩場所。夕暮れ間近な時間で休憩を1時間近く取るって
大体想像つくじゃん。まだまだ着かないってことなんだよね。
その後、真っ暗になってもバスは走り続けエル・チャルテンには夜10時ごろ到着。
滅茶苦茶寒い!吐く息は白く、夏なのにセーターが居るくらい寒い!
これから宿を探すってパッカーも居て大変なのだ。しかし、どこも満室で最悪テントに泊るって言っていた。
テントも無い俺だっらどうなっていたんだろうとかなりの焦りを感じたがとりあえず今晩だけはツアー代金に宿代が含まれているので安心なのだ。
宿のレストランでビールを飲みつつ晩飯を追え、深夜2時に就寝。同じ宿は明日は満室だと言っているので不安だが・・・。

■アルゼンチン |雄峰フイッツ・ロイをトレッキング(1/21)

朝飯を取ろうと1階に下りると日本人男性が一人いた。
昨晩は見かけなかったが連泊だそうだ。
まず観光案内所に行って情報収集するつもりだったので完璧に無知な俺は『エル・チャルテンって何をするとこなの?』って尋ねた。
すると、鋭く尖がった”雄峰Fitz Roy/フイッツ・ロイ山(3405m)”を望むトレッキング(ハイキング)が醍醐味で超有名スポットらしいのだ。
んでもって、コースは2通り。
湖方面からフィッツ・ロイを遠めに眺めるコース(5〜6時間)フィッツ・ロイを間近で観るコース(8〜9時間)なんだってさ。
 (※後で知ったが山頂に掛かる太陽光が奇麗なので暗いうちから登る人や山中でキャンプする人も多いのだ。)
昨日のバスで一緒だった日本人女性が宿の受付のスタッフがこんなに良い天気なのは滅多に無く最高のトレッキング日和だとハイテンションだったという情報をくれた。
その場にいた男性は天候に関わらず今日は長いコースで行く予定だそうで、あと10分もしたら出発するそうだ。
寝起きでまずはコーヒーの一杯でもと考えていた俺だったが迷うことなく、ご一緒させていただくことにした。
目を覚ますためコーヒーを一気に流し込み、いざ出発。
女の子は観光案内所に行きたいらしく、別行動となった。

宿を出てゆるやかな坂道を数分歩けばトレッキングのゲートをくぐる。
朝が早いので人はまばらだ。
空気がひんやりしていて少し肌寒い。

↑ 登り始めてまだ20分ほどのところ。既に奇麗! ↓




空が青く白い雲が美しく”素敵やん!


先行したパッカーのカップルがウッド・ぺっカー(きつつき)を発見。
頭が炎の様に真っ赤。
野生のものは初めて観たので超テンションが上がる。
登り始めてまだ1時間も経ってないのに…。



途中の展望台で観た風景。もうここで十分やんって思いました。

まだまだ半分も来ていません。先へ急ぎます。

前半は登りでしたが中盤戦は平坦なところを歩くのでラクチン!

真ん中の水色に光り輝くのは氷河です。



奇妙なオバケ雲発見


小さな小川を渡るのだが、ここが中間地点でしょう。
水が奇麗で飲んでもOKなのだ
そうです。
水を補給して後半戦に向かい
ます。

→どうでしょうか?この澄んだ
水。超うまかったです!






後半(全体の3分の1)は急勾配の坂道をひたすら登ります。

ゆっくり登れば年配の方でも大丈夫ですが、滑りやすく強風が吹くので慌てずゆっくり自分のペースで登りましょう!

特にフィッツ・ロイの強風は有名で突風が急に吹くので後半の最後の方は姿勢を出来る限り低くして登ったほうが良いですよ。

注意!瓦礫が多く、転んだら大怪我します。

もうすぐ

この瓦礫を越えれば到着です。

ここを下ればカルデラ湖のほとりに到着。

ここからは折り返すのでランチタイムです!パノラマで撮った全体像


カルデラ湖の左側に移動してみたら崖になっていた。

目のくらみそうな高さにびびる。

氷河が見えたので望遠で撮影。



山頂の背面から雲がわんさか上がってきてすぐに雲で覆われてしまうようです。こんなにくっきり見えるのはラッキーだそうです。
ここ4〜5日は天候に恵まれず全然だったそうですからね。

雄大な景色をもう少し観ていたかったが、風が強くてかなり寒いので長時間の滞在はできず。
それでもなんやかんやと30分以上は滞在し、フィッツ・ロイを背に下山。
展望台から見納め。



帰りは下りが多いのでラクチン!所要7〜8時間でした。

天気に恵まれ良い1日でし
た。
まだ16時半なので町を探索。
昨日は暗くて判らなかったが町
の端まで一瞬の小さな町。
道路がやたら広くて人が余り居
ない。
近くの商店でビールと赤ワイン
を購入。
夜の準備もぬかりなし!


白いUFO雲をつまみにビールをグビッとやりつつ家路に着く。

トレッキング最高!


  
エル・チャルテン/El Chaltenは
雄峰Fitz Roy/フイッツ・ロイ山(3405m)を望むトレッキンで有名な町。
町と言うか小さな村だ。
キャンプ場は2時間ほど奥に行った場所にいくつかある。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・

≪ 宿情報 ≫

●名前はわからんけどこれ↓
 ※黄色の建物
 ドミトリー
 60.00ARS(1500円)

・・・・・・・・・・・・・・・・・・

≪ 交通情報 ≫

長距離バス(ツアー)
バリローチェからエルチャルテンまで(1回乗換え)
 (車中1泊+宿1泊付)
 460.00ARS(11500円)

長距離バス
エルチャルテン→エルカラファテ
 70.00ARS(1750円)
 
※宿で手配した値段
・・・・・・・・・・・・・・・・・・

≪ グルメ情報 ≫

ホテルのレストランで食べたチキンステーキ
 24.00ARS(600円)
inserted by FC2 system