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ブラジル/サルバドール


黒人の町サルバドールで沈没ライフ
バーハ要塞とビーチ
サルバドールから日帰りで行ける島々
サルバドールのナイト・ライフと治安

■ブラジル|黒人の町サルバドールで沈没 (2/26〜3/9)

サルバドールは住民の多くは奴隷として連れて来られた黒人がルーツで混血と黒人が8割を占める町でブラジルでは独特のカルチャーを持つそうだ。治安の面で不安があるが行った人からは一定の評価を得ていたので時間もあることだし行ってみる事にした。
サンパウロやリオデジャネイロからかなり遠いのがネックである。
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リオデジャネイロからバスで丸1日かけてサルバドールへ移動。
カーニバルも終わったので空いている。
同行するとも君は乗車している間はほとんど眠り続け、周囲のブラジル人達の関心の的だった。
お前の連れは良く寝る奴だなと何人もの人から言われた。
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サルバドールは1500年半ば建設が始まり、急速にブラジル
の主要貿易港として発展。ポルトガル領ブラジルの最初の首
都となり、砂糖産業と奴隷貿易の中心地となって栄えた。

1763年に新たな経済の中心地となったリオデジャネイロへ首
都が移転したが、サルバドールはブラジル独立運動の拠点と
なり、1823年7月2日に独立を達成。

1990年代に入り、市政府によって旧市街の歴史地区ペロウリ
ーニョの浄化・復元プロジェクトが行われ、ブラジルの文化と
観光の中心地となっている。交番の増設や、街角に警官を配
備して治安の改善に努めている。
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バスセンターからセントロまで40〜50分ほどバスで移動。
セントロの広場

セントロの広場にある観光案内所で宿情報などを入手。

ポルトガル語はさっぱりわからんが、観光案内所は英語が通じるので頼りになる。
地図もくれたし便利だ。
Elevador Lacerda
広場にある隣接するエレベター。上下の町を結ぶ24時間稼動のエレベーター。激安ではあるが有料なのだ。

日本人の多く利用する”青い家”を目指す。
もう一つ有名な日本人宿があるがジャンキーが多いらしいので”青い家”にした。
セントロから歩いて10分ほど。荷物を持ってアップダウン石畳を歩くのはきついが何とか歩ける距離だ。

宿はボロイが女将が愛想の良い人だし、キッチンもあるし、屋上からの見晴らしも良いし過ごしやすい。

週末になると音楽をがんがんかけてバルコニーで楽しむ隣人たち。
海に沈む夕陽が見れるので晩酌にはたまらん!

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サルバドールの町はカラフルな建物が多く歩くのが楽しい道が多い。


しかしながら、治安面ではまだまだ改善の余地ありで裏路地などに行くと危ないらしい。
昼間でも危ない道の角には警官が立っている。カラフルな建物の通りがあったので行こうとしたら、『そっちは危ないので行くな!』と警告してくれた。


マイケル・ジャクソンにゆかりの建物


セントロと宿の中間地点にある坂道にマイケル・ジャクソンのプロモーション・ビデオに出てきた建物があり、Tシャツなどを売っている。
10レアル(500円)なので安い。
お土産にどうぞ!
建物の色は変わってしまったがマイケルと同じTシャツを買って、Uネックを同じように切込みを入れてもらい記念撮影。

↑ 2階に上がらしてもらいマイケルと同じ場所で記念撮影。 ↓

   カラフルな布屋さん

荷物になるので買わなかったが
世界一周でなければ絶対買っ
ちゃっただろうな。

サルバドールは歴史ある町として観光名所だそうだ。

民族以上を着た女性たち。

いかにもアフリカがルーツだと判る。


サルバドールはサンバの発祥の地とも言われていて週末になるとライヴがあちこちであるのだ。

町のあちこちにあるりんごの公
衆電話。


■ブラジル |バーハ要塞とビーチ

サルバドールのセントロからバスで20〜30分(歩いても1時間以内)の距離にバーハー要塞とビーチがある。

ビーチでは泳げるので暑い日には絶好の場所なり。
詳細はコチラ ≫≫≫


■ブラジル |日帰りで楽しめる近隣の島々

週末にサルバドールから出かける人が多い2つの島。
 ・ドス・フラデス(Dos Frades)島
 ・イタパリカ(Itaparica)島

エレバーターを降りて徒歩1〜2分の港からフェリーが頻繁に出ていて島に行ける。
詳細はコチラ ≫≫≫


■ブラジル |サルバドールのナイト・ライフと治安

週に2〜3回盛り上がる。金曜日が最も盛り上がる。
あとは土曜日と火曜日だったと思う。

黒人の町なので盛り上がだけ盛り上がるので翌日の夜は超静かで人通りがなくなるほど変化が激しいそうだ。


カーニバルの期間は異常な盛り上がりで知られるサルバドール。
カーニバルの数日前から2週間はぶっ通しで盛り上がり1年のエネルギーを全て使い果たすらしい。
従ってカーニバルが終わった後の1週間は死んだように静かなんだってさ。

丁度俺が行った頃はカーニバルの後のリハビリも終わり少しづつ回復した人たちが週3で盛り上がっているところだった。

セントロの広場ではカポエラのパフォーマーが居る。
昼間も居たりするのだが、こいつら凄い下手のだ。
素人の俺が見ても無様だ。他に競合する奴が居ないので商売にはなっているようだが・・・。


ちなみに夜でも人通りのあるメインの大きな通りは比較的安全に歩けるが、裏路地は超危ないのだ。
夜22時を過ぎたらどこの国でも危険だというがここも例外ではない。

ある日の午後23時頃、男2人でセントロの広場の1本裏路地を歩いた。一軒だけ開いている小さな商店でとも君がタバコを買っていたので少し離れて待っていた。
向こうからパトカーが2台徐行してきたのだが、後部座席の窓が開き拳銃でとも君に狙いを定めているのが見えた。
どうやら強盗かもしれないと思ったみたいなのだ。
パトカーが停車し、『こんなところで何をやっているんだ。ここは危ないからメインの通りを歩け!』と厳重注意された。
昼間は往来のある通りだし、メインの通りの一本裏なのに駄目だそうだ。
後部座席にも警官を乗せパトカー2台でパトロールするなんて相当危ないんだろう。
宿”青い家”の近くのスタンドバー。っていうか、酒屋のカウンター。
大瓶1本150円を近所の酒飲みと一緒に飲む。

宿で一緒になる日本人たちと毎夜の盛り上がり。

即興の太鼓セッションやダハヴゲームなどで盛り上がる。

セントロにある薬膳酒の店


うまからずまずからす何とも不思議なテイストのショットを2杯飲んだ。


ヌードのボトルがオモロイ。


キャンセル待ちで空港で暇を潰す。パノラマで遊ぶ馬鹿2人。

路上で絵を描くおじさん。写真を撮ると激怒りをしていた。
ゲーム感覚でこっそり撮ったが怖いので手ブレ。

サルバドールはやたら猫が多い。
全て野良みたいだけどやたら子猫が多く可愛い。
猫好きにはたまらんだろう。

最終日のスリ事件

よーやくサルバドールの沈没生活から抜け出せる日の前日、スリ事件勃発。

とも君とマッキーの3人で歩いているときに浮浪者の女が無料のミサンガを腕に付けてやろうと寄ってきた。
俺とマッキーは断ったが、先を歩くとも君は断らず。
問題がおきないように注意深くチェックしながら後ろを歩いていたら突然『財布が無いっ!』と叫び、女の腕を捕まえるとも君。
女をチェックするとも君。身に着けているのはワンピースとパンツのみ。どこかに投げたのかと思ったが、俺が『ポリシア(警察)を呼ぶ』と言ったら、財布はそこにあると地面を指差す女。

さっきまで何も無かった地面にとも君の小銭入れが落ちていた。

中をチェックするとお札が無い。

うる覚えのとも君が●レアルぐらいあったはずだって言うと、『違う△レアルだ。』という女。どこにあるのか問いただすと『またしてもそこにある。』と地面を指差す女。

まるで手品だ。近くで見ているのに全く判らない。どこに隠していたんだろう?パンツの横の紐にひっかけていたのだろうか?

スリは未遂に終わったが全く油断なら無い恐ろしい町だった。


  
サルバドール(Salvador)はブラジル北東部、大西洋岸にある港湾都市。同国バイーア州の州都。
2002年の人口は約254万人で現在ブラジルで三番目に大きな都市。
尚、一般的には、サルバドールよりもバイーアと呼ばれる方が多いそうだ。
1719年に書かれたロビンソン・クルーソーにも、この名前で登場する。
サルバドールの正式名称はサン・サウヴァドール・ダ・バイーア・ジ(デ)・トードス・オス・サントスで、「諸聖人の湾の、聖なる救世主」という意味。
諸聖人の日(万聖節)に発見されたことから、そう名付けられた。サルバドール自体はポルトガル語で救世主(キリスト)の意味。
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住民の多くはアフリカから渡ってきた人たちの子孫である。
混血(53.8%)、黒人(28.5%)、
白人(16.7%)、その他(0.9%)
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市街はcidade alta(上の町)とcidade baixa(下の町)に分かれている。
大聖堂と政府関係の建物が最も高い地点にある。
町にはブラジル初の大聖堂、最古の医学校など植民風の建築物が多く残されているとともに、アフリカの影響を受けた文化の存在も有名。
ヨルバ・カンドンブレや格闘技カポエイラの中心地であり、350もある教会により、「黒いローマ」と呼ばれる。
アフリカ文化の影響は、料理や音楽、生活文化を通して地域の外にまで広がっている。
サンバは、サルバドールが発祥の地とも言われている。
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世界遺産

1549年から1763年までの間、サウヴァドールは、ブラジルの首都として機能していた。1985年には、UNESCOの世界遺産として登録された。250年間の首都としての繁栄が、現在にまで残る建築物に現れている。
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観光

サルヴァドール大聖堂
- 1552年より建築が開始された大聖堂。ブラジルにおけるルネサンス建築の代表であり、ファザードは、本国ポルトガルのコインブラ新大聖堂によく似ている。
サン・フランシスコ教会と修道院
- 1587年に建築が開始された教会。一度、オランダによる破壊を経験したが、1686年に再建が開始された。建築作業は18世紀まで続いた。
・ノッソ・セニョール・ド・ボンフィム教会
- 18世紀にサウヴァドールの下町に建設された教会。ブラジルにおける新古典主義建築の代表である。
Mercado Modelo
 - 1861年に建設されたが、1984年には、一度、火災を経験している。サウヴァドールにおけるコミュニティの中心地。
Elevador Lacerda
- 1873年に建設されたエレベーター。高台にあるTome deSousa Squareと下町のCayruSquareを結ぶ。高さは、72メートル。一度に128人を運ぶことができ、24時間稼動。
・ドス・フラデス(DosFrades)島
・イタパリカ(Itaparica)島
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≪ 宿情報 ≫

青い家(日本人多し)
 ツインのシェア
 20レアル(1000円)

部屋にトイレ・バスあり。
共同キッチン。屋上が気持ち良い。たまに使えるインターネットLANケーブルが2本。
つくりは結構ボロイ。
メインの広場(セントロ)から10分ほど。
●セントロ付近のホテル
 トリプルのシェア
 28レアル(1400円)
 AC付、ネットあり、

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≪ 交通情報 ≫

●市内バス
・セントロ⇔ターミナル
・セントロ⇔バーハ要塞
・セントロ⇔空港
 各3レアル(150円) 

長距離バス
リオデジャネイロ→
  サルバドール

  240レアル(12000円)
サルバドール→
  サンルイス手前の町

 195レアル(9750円)
空路
サルバドール→サンルイス
 425レアル(21275円)
 195レアル(9750円)
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≪ グルメ情報 ≫

ポロキロ

サルバドールのレストランはポロキロというスタイルの店が多い。
バッフェの様に皿に食べたいものを取り、キログラムあたりいくらかという価格設定になるスタイル。
ここサルバドールだけでなくブラジルでよく見るレストラン方式。
ブラジルのご飯は白いもの以外に何かと一緒に炊き込んだピンク色など色つきのご飯が多い。
また、豆も主食でどの飯にもよく付いてくる。

アサイー

1〜2日に1回は食べていたアサイーというデザート。小豆のような紫色。フローズンにして食うのだがあっさりして美味い。屋台だったらトッピングやシロップを選べるが練乳と砕いたピーナッツの選択がが一番だった。
サルバドールでは無くてもいいんだけどバナナがついてきた。
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