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トルコ/パムッカレ


★パムカッレの石灰棚

■トルコ|パムッカレによる到着 夜景が美しい (11/7)

イスタンブールからセルチュク(エフェス)経由でパムッカレへ到着。

バス停前のホテルが目当てのホテルだったため宿探しは記録的な0秒で終了。前回はプノンペン(カンボジア)の5秒ってのがあったが、これもバス降車場の前だった。

ドミは誰も居らず、リラ〜となっていたが、今の時期は一人10リラとの事。ローシーズンが高くて、ハイシーズンが安いのはどうも嘘臭い。
朝食付きのツインなら二人で25リラとの事だった。
良くわからんが一人2.5リラで朝飯が食えると言うことなのでそれにした。

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パムッカレ/石灰棚の夜景

宿から歩いて3分で公園があり、パムッカレの石灰棚が広がる。

スキーのナイターと余り変わらない。

人工池のなのか奇麗に整備された池があり、水面に石灰棚が反射してとても奇麗だ。


夜景を堪能して今日は早めの就寝。
夜行バスでの移動疲れを癒すのだ。



■ 世界遺産パムッカレ石灰棚&ヒエラポリス遺跡(11/8)

いやー。前の晩に早く寝たので超早く目が覚めてしまった。
暗くなる前から目が覚めてしまい、映画を一本観た後に早朝の散歩に出た。

相棒、岡部氏はまだ熟睡中だ。
一人で朝のパムッカレへ出る。

朝陽に照らされた石灰だなが白く輝く。今日も1日絶好調だ!

北海道の景色を思い出す風景だ。

日本は懐かしくないが、北海道は懐かしい。

何だか矛盾しているが北海道とはそういうところなのだ。

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軽い朝食を済ませた後、いざ石灰棚へ出陣。

朝は晴れていたのにすっかり雲で覆われてしまった。

ヒエラポリス-パムッカレはトルコ西部・デニズリ県にあるユネスコの世界遺産(複合遺産)の登録名。パムッカレは石灰華段丘からなる丘陵地の名前であり、2世紀頃、ヒエラポリスというローマ帝国の都市が存在した。現在は遺跡が残る。


石灰棚周辺は環境保護ため靴を脱いで歩かなきゃならない。
ところどころ痛いのだ!

石灰やカルシウムを多く含む水がたまっていくため皿の様に段々になっていくのだ。

日本一周バイクツーリングで山口県の秋吉台にある秋芳洞の千枚皿もこんなんでした。皿そのものはもっと小さいけど作られる理屈は一緒だと思います。

パムッカレとは、トルコ語で「綿の宮殿」という意味。綿とあるのは昔からこのあたりが良質の綿花の一大生産地であることによる。

二酸化炭素を含む弱酸性の雨水が台地を作っている石灰岩中に浸透し、炭酸カルシウムを溶かした地下水となる。その地下水が地熱で温められて地表に湧き出て温泉となり、その温水中から炭酸カルシウム(石灰)が沈殿して、純白の棚田のような景観を作り出したものである。

棚田の畦の部分は、流れてきた植物片などがひっかかり、これに石灰分が沈着して次第に堤のように成長する。これは温水が畦を越流する時に石灰分の沈積が化学的に加速するためでもある。このような景観が約200mの高さにわたって形成されている。規模はずっと小さいが、同種の微地形が鍾乳洞内にもみられることがあり、これを畦石池という。


頂上付近でぽけーっと遠く見ているタケさんと再会。
イスタンブールの日本人宿で出会い、エフェスに行く時のオトガルへ一緒に行った旅人。彼は直接パムッカレに来たので一日早くついているはずなのだが、先日は宿でゆっくりしていたらしい。
長時間移動は睡眠しづらく疲れもたまるので移動翌日はアクティヴな行動が出来ないらしい。マイペースなタケさんらしい発言だ。
それで良いのだ。旅はその人なりのペースで移動するのが最も楽しく旅の醍醐味を満喫できるので急がなくても良いのだ。
逆におれはせっかちに動き回るので羨ましいぐらいなのだ。



ヒエラポリス遺跡

パムッカレの石灰華段丘の一番上にある遺跡。

ローマ帝国の温泉保養地として栄えたそうだ。

ローマ帝国時代にも地震で破壊されるが、その後復興した。


しかし1354年の大地震で完全に廃墟と化す。ローマ劇場、ローマ浴場などが残る。遺跡の転がる温泉23リラ

石灰棚の入場料20リラより高い温泉。いくら遺跡が転がるからといって、入場料より高い入浴料金ってどうなのよ?

しかも、寒いので温泉とは言いがたいはずだ。

昨晩出あった日本人女性2名がビキニで泳いでいる。遠めに見ても寒そうだ。声をかけると震えるような声で『寒い!』だってさ。
何で動かずそこにずっと居るのって尋ねたら、その周辺からお湯が出ているらしくもっとも暖かいそうだ。

当初は入る気で水着も持参していたが止めることにした。

ハンガリーのブタベストで30分入っていても汗一つかかない温泉に入った嫌な記憶がよみがえる。見た感じはそのときより寒そうだ。

楽しみにしていたが残念だ・・・。

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一通り見たので下山だ。


帰る間際になって晴れてきやがった!

晴れると陰が出来て明暗がはっきりするので奇麗だ。

曇りだと全体が白くぼやけるので写真で見ると余計に感動が伝わらない。

遅めのランチを日本人経営するレストラン・典子さんの店で食べた。

トルコ風カレーというかぶっ掛け飯というかとにかく美味い。

日本人がアレンジしているからかとても美味い。もちろん日本食もメニューにあります。ご主人がトルコ人でレストラン併設のバス会社を経営しているようだ。

既にチケットを買ってしまっていたので典子さんところではお世話にならなかったが、離れた場所のオトガル(バスターミナル)で夜行バスに乗りトルコ最大目的地”カッパドキア’に向かう。


  



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≪ 宿情報 ≫

Mustafa Hotel &Pension

ツイン:一人12.50(790円)
スタッフも気さくで親切です。
WiFiもつながるしまぁまぁ快適でした。
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≪ 交通情報 ≫


夜行バス
 パムッカレ→カッパドキア
 40リラ(2500円)


≪ 観光情報 ≫


パムッカレの石灰棚
入場料20リラ(1250円)

ヒエラポリス遺跡の温泉
石灰棚に入場し、その後に遺跡の沈むプール型の温泉入る場合はさらに23リラ必要。
水着のレンタルは有料だろうから、水着持参が望ましい。

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≪ グルメ情報 ≫


是非食ってくれと薦められた宿の飯。

韓国風チャーハン。韓国人がよく泊るのか宿の前に韓国の国旗が飾ってあった。アウエーを感じるがまあまあ食えたけど・・・。
彩りとして添えられるきゅうりの意味が良く分からん。きゅうりに位置も均等でないところが笑える。
トルコ名物茹で過ぎ伸びすぎ膨張パスタ。味もボーっとした感じ。
キャベツの酢漬けの漬物。つまりは、ピクルス。まあまあでした。
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ランチ(トルコ飯)

典子さんのトルコ家庭料理

激ウマ。トルコ風カレーなのかぶっ掛け飯というのか、とにかくダシが効いていて美味い!

6リラ(380円)
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