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ヨルダン/アンマン


★すれた都会の”ヨルダン”観光
問題の多いワンワールド世界一周航空券
イスラエルへの行き方、及び、重要注意事項

■ヨルダン | アンマンを歩く    (11/15)

オトガル(バスセンター)で降ろされるかと思いきや旅行社がいくつかある大きな通りでバスを降ろされる。
全くどこかわからない浦島太郎さん状態だ。
降ろした荷物を受け取るとタクシーの営業がたかってくる。
シリアとは違って観光客を狙った客引きが凄い。
儲けてやろう的なオーラがぷんぷんしている人相とういうか雰囲気で侮れない。シリアの心地よさがというコートをバリッとはがされた感じがして、身が引き締まる。
同じバスで来た旅人たちと即席多国籍軍を構成し結託して交渉するのだが、先方も慣れたもので堂々とふっかけた値段で交渉してくる。
こちらも負けじと他で探すと歩き始めたら『わかった。乗れよ。』と承諾した1台のタクシーが俺たちの脇に停まる。
値段を確認して乗ると、わずか500mほどで着いたよと言う。どこまで腹黒い奴だ。さっきの値段だとここまでた。ここからすぐだから歩いて行けと言うので、金は払わないけど良いのかと聞くとぶつぶつ言いながら走り始めた。面倒臭せー。
また、500mか1kmも言って無いと思うが、ここだと言う。歩いてすぐだからと言われ金を払って降りたが、そこからさらに500mほどはあったと思う。重い荷物をもっての500mはきつい。
ヨルダンの第1印象はマイナスからスタートだ。

町は小さな店がひしめき合っている。
坂道を下っていくときにやたら靴屋が並んでいた。
後々ここでワークブーツを購入しかけた。丁度サイズがなかったので買わなかったが、イスタンブールの日本人宿Free of Treeで会った人たちがここらで色々買い物していたので何だか俺も買わなきゃいけないオーラになってしまったのだ。安いのでとても買い物しやすい。

しっかし、かなりごちゃごちゃした町の様相だ。

宿はマンスール、別名コーダホテルだ。(詳細は右の宿情報参照)
ハイシーズンではないので余裕で泊れた。
設備はボロイが親切なスタッフがウエルカム・コーヒーを入れてくれた。ドミトリーもツインも料金はほとんど変わらなかったので鍵の掛けれるツインに決定。


さすが都会だ。
これまで一度も見かけなかったが、ゲームセンターがあった。
旧式のゲームが並ぶ。
お陰ですれた子供が多い。シリアの子供とは大違いだ。
余談だが、タイのチェンマイ村の寺で修行する子供が寺の中でプレステでドラゴンボールの格闘ゲームで対戦していた。すげー笑える光景だが、彼らはどこまでも純粋な目をしていた。

夕闇が迫る中急いで高台のアンマン城に向かう。

アンマン城

土曜から木曜は8:00〜18:00冬場は16:00まで。
2JD(ヨルダン考古博物館と共通チケット)

閉館間際だからかまたしても無料入りしてしまった。2JDは後でガイドブックを見せてもらった時に知ったのだ。
入場料は払うつもりだが、受け付けに人が居るのに何も言わないからそのまま入ってしまったのだ。

ヘラクレス神殿の跡



ローマ劇場



丘の上からアンマン市街を一望。

どこまでも町の灯りが観え、アンマンの大きさを知ることが出来る。

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アル・フセイン・モスク

ヨルダン市内のダウンタウンのランドマークです。

フセインと聞くとどうもあの人が思い浮かんじゃうが、こっちでは鈴木さん同様に多い名前だろう。イラクのあの人とは全く関係ありません。

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アホの”サイード・カラキシ”
日本大好きで長野か金沢だったかにホームステイをしてたそうだ。2ヵ月後もまた日本のおばあちゃん家(ホームステイ先)に行くと行っていた。

極真空手が親日のきっかけでガタイが凄くいい。戦ったらが秒札されそうな筋肉の固まりだ。バダハリに似ている。

しかし、どこでどう間違ったのか進路に狂いが生じ、秋葉大好き人間になってしまっている。

真っ赤な顔をして見せてくれた
写真やチラシはメイド喫茶だっ
たのだ。さほど美人でも無いメ
イドだったが彼にとっては”萌え
ーっ!”なのだ。
本当に”萌えーッ!”って叫ん
でたアホな奴だ。

奴の知っているアニメはほとんど全て知っていた俺のことを先生と呼ぶのだ。日本にベツの見識家の先生がいるらしいが、娯楽の世界では俺が第2の先生らしい。見たこと無いアニメやキャラなどもあったが何故か知識だけはあったので全て話を合わせられたので彼は羨望の眼差しで俺を崇めていた。
メイド喫茶なんて行ったこと無いし、俺の人生では無縁のものなので日本で誘われたら困るだろうな。現にサイードは日本に行ったら会いましょう。秋葉のメイド喫茶を紹介しますってさ。テンションの高いこやつは宿の住人でも無いのに深夜までアニメ道を語っていた。


■ヨルダン | アンマン→ペトラ    (11/16)

ペトラに行く前に巨大スークに観光に行く。

ワヒダット・キャンプ


ヨルダンの中では巨大なスーク(市場)で元は難民キャンプだったそうだ。だから名前がワヒダット・キャンプなのだ。

ここの子供たちはとにかく悪い。
俺たちの歩く後を子供がつけて来て”マニー”と強請る。

あげなきゃ”ファッキュー!”とか現地言葉で罵声を浴びせる。
シリアとは目と鼻の先なのになんでこんなにすさんでいるのだろう?

幸いにもどこにいる店の大人たちが子供たちを叱りつけるのが救いだ。かなり悪い印象でどこを歩くにも不相応な気持ちがしてイコゴチが悪い。何も買わないまま気分だけ害しそそくさと立ち去る。
行かなきゃ良かったと後悔。

ペトラなんぞさらに人が悪いと聞くが、今後どうなることやら。

昨日アンマン城の丘の上から観たローマ劇場を探すがどこにあるか分からず。というか、本気で探していない。遺跡のような、廃墟のようなものを観て宿に戻る。

さぁ、ペトラへ小旅行だ。荷物を宿に預け、バスセンターにタクシーで向かう。さっき行ったワヒダット・キャンプを超えた辺りだ。

また、さっきのガキどものことを思い出し、気分はブルーに・・・。

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ヨルダン最大最強の観光地”ペトラ遺跡”

画”インディージョーンズ・3作目/最後の聖戦”でも出てくる遺跡。

詳細(ペトラ遺跡)を観る≫≫


■ヨルダン|アンマンに戻るが問題発生観光不可(11/18)

宿で手配したバス(5ディナール/650円)でアンマンに戻る。

朝一番で出たので昼に到着。

問題の多いワンワールド世界一周航空券

JALの加入しているワンワールド”世界一周航空券”のスケジュール変更の券でロイヤル・ジョルダンのヨルダン支店に行ったがまるで対応が駄目で時間ばかり食う。グループで発券する航空券だからルールや手続きは知らんといかんのだが、あんな航空券を使うのは日本人が多いのだろうから諸外国のスタッフが知っているはずが無いのだ。通常業務ではないのだろう。多分。

出来るはずのものが出来ないの一点張りだ。それでも1階の男性スタッフは一生懸命で何度も待たされて回答してくれるが、俺がチケットを購入する前に理解したことを再度理解しようとしているようだから俺のほうが詳しい。

平行線になったため、2階の上席のオフィスに行ってくれとのことで、個室のブースになったいかにもやり手そうな中年女性(男性スタッフのボス)が対応してくれた。

しかし、この女性も世界一周航空券のルールを部分的にしか知らない。本部にも問い合わせしたので自信満々なのだが、本部に対して間違った質問をすると回答もずれるだろうし、まともに伝えても本部が同じように理解してないと考えられる。なぜなら、それが世界基準だからだ。

紙に書いて説明するけど根本的なルールが間違っているので、平行線は変わらず。
結局3時間以上かかって、『もういいです。帰ります。帰らせて下さい。お願いします。』ってな感じでお断りした。

すると、理解力は無いが、性根は本当に良い人達なので、『ちょっと待ってくれ、もう少し時間をくれ。私たちに他に何かできる事は無いのか?何でも良い。何かしてやれる事は無いか?』などと、まだ何とかしようとしてくれる。

これ以上いても時間のロスは明白だが、相手にも本当の事は言えないので、『複雑なルールだし、さらに言葉の問題もあってお互いコミュニケーションが上手く行かないのでJALに問い合わせしてみます。あなたたちは一生懸命やってくれたので大変感謝しているが、私のために3時間以上もつききっりで対処してくれて、これ以上は申し訳ないし・・・。』と、自分でもかなり大人の対応をしたことにびっくりだ。

ようやく無罪放免釈放という気分で店をでた。
疲れた。もう何もやる気はしないが、JALに電話をしM同じ事を説明したら、『ハイ、できますよ。』なのだ。たった30秒が何で3時間もかかるのかわからんが実態はこうなのだ。

しかし、決まったフライトの日付や時間を変更するには電話だけで出来ちゃうのだが、路線変更(ルート変更)する場合は発券が必要なので窓口に行く必要があるのだ。それは前に言われて知っていたのでワンワールドの加盟店に行ったのだが、こんなんじゃ無理だ。
この後、イベリア航空などいろんなことろでこのような馬鹿げた対応ばかりだった。

はっきり言って”世界一周航空券”はデメリットが多すぎる。
一度決めた路線の日付や時間は1年の有効期限無いなら何百回でも何万回でも変更可能だが、一旦路線を帰るとなると手数料が150USドルがかかったりする。有料でもさくっと出来ればよいが全くそうでは無いので余計な手間がかかるのだ。

多分俺は二度と購入しない。

ロイヤルジョルダン以外に、イベリア航空(スペイン)もアホなスタッフを10人以上知っているし、ラン・チリ航空(チリ)でも2名、メヒカナ航空で2名アホがいた。さらに聞けばもっと増えたに違いない。

知る限り、まともなのはアメリカン航空とJALだけだった。

結局最後までこの問題は解決せず、JALの東京本社の社員が例外的に対応することで解決した。このためにロスした時間は延べ2週間はあるし、その保証で有効期限を1ヶ月伸ばしてもらった。

すっかり夕方になり観光も出来ない。
旅行をサポートする航空会社に旅行を邪魔された午後だった。

これと同じようなことが今後も何倍も起こっていく事をこのときは知らなかった・・・。

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宿マンスールで楽しい一時。

俺たちがペトラに行っている間に、イスラエルに行っていた大学生3人が戻ってきていた。エルサレム情報を聞いたり有益な情報がもらえた。

イスラエルまで同行した2人の社会人が居たが、内一名はイスラエル入国時にパスポートに入国スタンプを押されてしまい、この後行くシリアに行けなくなったので一緒に戻ってこれなくなったそうだ。

イスラエルはいくつかの国と問題を抱えているのでイスラエルに入国した人は入国を拒否されるようなのだ。

従って、別紙にスタンプを押してもらうのが通例だ。
多くの旅人は、ヨルダンの宿に荷物を残し、身軽な格好でイスラエルに行き、スタンプを別紙にもらい、ヨルダンに戻ってくるのだ。一瞬ヨルダンから出るが、またヨルダンに戻るのでヨルダンから出たことにはならないのだ。多分。



■ アンマンから”エルサレム(イスラエル):へ移動 (11/19)

いい思いでのないヨルダン。
楽しかったのはマンスールでの思い出だけだな。
日本人が集まるので色んな人から旅の情報が聞けた。

イスラエルへの行き方、及び、重要注意事項


イスラエルに入国の際にパスポートに入国スタンプを押してもらうとイ
スラエルとの国交の無い国には入国できなくなります。

ヨルダンに戻ってシリアに上がる人は特に要注意!
シリアはスタンプ押されちゃうと入れないそうです。
マレーシアも駄目とか、噂では10カ国ほどありましたよ。
また国交のある国でもテロを警戒するからなのか入国時のチェック
が厳しくなり時間がかかる事があるそうです


イミグレーションで『NO STAMP ,PLEASA(ノースタンプ、プリー
ズ)』と伝えましょう。

パスポートとは別紙の紙を用意してそこにスタンプを押印してくれま
す。
もし理由を聞かれたら
『Because,I want to go some other countrys.(ビコーズ、アイ ウ
ォントゥ ゴー・ サム・アザー カントリーズ)
 なぜなら他の国にも行きたいから。』みたないな事を言っておけば
大丈夫ですよ。
10年有効のパスポートならうっかりスタンプを押されちゃうと今後の
旅に大きく響くので要注意です。

何れの場合も交通機関は普通にあるが、入国時の入国スタンプ
だけしっかりしておかないとこの後の移動に支障をきたします。シリア
やマレーシア行きのフライトなど紙くずになり兼ねないので要注意。

【 イスラエルに行く人のルートパターン 】


@『ヨルダン⇔イスラエル(往復)』の利用者が多く、荷物をヨルダン
の宿に預けて数日間エルサレムを観光しに行くルート。

Aイスラエルを通るリスクを通りたくない人は、ヨルダンから南下し
て、ペトラに寄って観光し、さらに南下してアカバからフェリーでヌエバ
(エジプト)へ抜けていくのが一般的。

B俺は、『ヨルダン⇒イスラエル⇒エジプト(ダハヴ)』というルートで
通り抜けました。

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・ヨルダンからイスラエルは宿などでTAXIを頼む。(何人かでシェア
すると良いでしょう。)
  ヨルダン〜イスラエルの国境間バス 4.00 ディナール
  イスラエル国境〜エルサレム    37.50 シュケル


・イスラエルのエイラットでエジプトVISAを取得した後、ターバに行
き出国し、バスでエジプトのダハヴへ向かうのだ。



  
ヨルダン・ハシミテ王国は、中東・西アジアに位置する立憲君主制国家。首都はアンマン。
イスラエル、パレスチナ暫定自治区、サウジアラビア、イラク、シリアと接する。イスラエル・パレスチナ暫定自治区とはヨルダン川と死海が境である。

国民の半数余りは中東戦争によってイスラエルに占有されたパレスチナから難民として流入した人々(パレスチナ難民)とその子孫である。
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アンマンは、ヨルダンの首都。
人口はおよそ120万人でヨルダンの全人口の4分の1ほどにも及び、ヨルダンの政治、経済の中心都市となっている。中東有数の世界都市である、

アンマンは近代的なビルが立ち並ぶ近代都市である一面で、昔ながらの市場(スーク)のあるダウンタウンを抱えている。
ヨルダン川にも比較的近く、イエスが洗礼を受けたとされるワディ・ハラール(Wadi Kharrar)まで車で45分ほどであるため、多くのキリスト教徒が訪れる。

また、イラク西部と陸路で直結しており、2003年のイラク戦争前後から、混乱の続くイラクへと陸路で入ろうとする人々の中継点としても注目を集めた。

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≪ 宿情報 ≫

マンスール(コーダ)ホテル
 
・ツイン/8ディナール
 ※一人4ディナール520円
・ドミトリー/3.5ディナール

宿のスタッフはとても親切な親日家。
イスラエル行きのタクシーはここで紹介してもらうと信用のあるドライバーをつけてくれるので安心だ。

ちなみに、イラクで拉致されて首を切られた香田さんが泊まっていたのでコーダホテルとも呼ばれる。
当時いたスタッフが猛反対したが、香田さんは反対を押し切って行ってしまったようだ。

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≪ 交通情報 ≫


国内交通では路線バスとタクシー、そして固定された路線を主に走る乗合タクシー「セルビス」が活躍している。市内交通は、特に通勤のピーク時における混雑に悩まされている。

アンマンの空の玄関は、市内から車で南へ30分ほどの距離にあるクィーンアリア国際空港であり、ヨルダン国内を発着する路線のほとんどを扱っている。

陸路では、隣接する各国の都市へのバスが頻繁に発着している。隣接国、例えばイラクへはセルビスによる往来もある。鉄道はかつてのヒジャーズ鉄道の一部に当たる路線がダマスカスとの間を運行しているが、週に数便しかない。
バス
主なバスステーションは以下の3つである。

Wahadat station:
 アカバ、 カラク、 ペトラ、
 死海

 ヨルダン→ぺトラ
 6ディナール780円

Tabarbor station:
 クィーンアリア国際空港、
 ジェラシュ
 アレンビー橋方面

Muhajireen station:
  死海

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≪ 観光情報 ≫


 
ジャバル・エル・カラ、アンマンの城塞とローマ都市の遺跡アンマンの観光地の多くは、金製品や布などを扱う古くからの市場(スーク)とアルフセイン・モスクを囲んで広がる旧市街にある。地元住民には「バラド(Balad)」の名で知られる旧市街は、周囲を囲んで虫食い状に広がる新市街の中に縮こまっているような状態である。しかしながら旧市街は古くからの情緒を残しており、古いアンマンを楽しみたい場合はジャバル・アンマン(アンマンの丘)の東側に行けば旧来の町並みや生活、大きなスーク、古代の遺跡、博物館などを見ることができる。

アンマンの城塞(シタデル)の丘、ジャバル・エル・カラ(Jabal el Qala)は古来から人の居住があり、軍事的・政治的に重要な場所だった。その建築物群はローマ帝国、ビザンチン帝国、イスラム教初期にまで遡る。丘の北端と東端から出土している遺跡は、青銅器時代にまで遡る可能性のあるものである。丘には、マルクス・アウレリウス・アントニヌス帝が命じて造らせたといわれるヘラクレス神殿があり、エフェソスのアルテミス神殿に似た形だとされる。

アンマン(当時のフィラデルフィア)は七つの丘にまたがっているところがローマに似ているとされ、古代ローマの兵士や役人には大変好まれた。ローマ時代のフォルム(公共広場)の裏には収容観客数6,000人規模の円形劇場(ヨルダン国内最大のローマ劇場)がある。アントニヌス・ピウス帝によって138年から161年の間に建設されたと思われ、丘の斜面を利用して作られている。今でもこの劇場はスポーツイベントや上演などに利用される。

アンマンは中東最大規模のモスクがある街でもある。この街最古のモスクである旧市街のアルフセイン・モスクはかつてフィラデルフィア大聖堂があったと思われる場所にあり、この地をムスリムとして始めて征服した第2代正統カリフ・ウマル・イブン=ハッターブが建設を指揮したとされる。現在見るアルフセイン・モスクはハーシム家のトランスヨルダン支配後、アブドッラー・ビン=フサインによってオスマン建築様式で改装されている。最も新しいモスクは1982年から1989年にかけて建設された真っ青なモザイクの大屋根のある巨大モスク、キング・アブドッラー1世モスクである。ドームの下の礼拝所は3,000人が収容できる規模である。アンマンのモスクでユニークなものは、市内で最も高い丘、ジャバル・アシュラフィエ(Jabal Ashrafieh)の上にあるアブ・ダルウィーシュ・モスク(Abu Darweesh Mosque)であり、黒と白のチェックのパターンという異様な姿を見せている。外見と違い、内部は黒と白の配色はなされておらず、淡い色の壁とペルシャ絨毯が敷かれている。このモスクは北カフカスのサーカシア(チェルケス)から移民してきた人が造ったものである。



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≪ グルメ情報 ≫



ナスのトマト煮込みとチキン
青唐辛子と桜漬け大根のようなものがついてくる。
米が美味い!もち米みたいでもっちり。パンがついてくるのでかなり腹が膨れる。

1人2ディナール/260円


中東の人は太っている人が多いが、ご飯とパンのダブル炭水化物に油を多く使った料理が多いからに違いない。
でも、うまーい!!
宿の前の大きな道路を渡った路地を入り、角の店だ。
後日また行ったくらい米がマイウーでした。

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インスタント・ラーメン袋で1ディナール(130円)は激安

日本人は皆さん購入するそうだ。もちろん俺らも購入。
イスラエルやペトラなどに行く場合は物価が高いので、カップ麺か袋麺を買っていくと経済的です。

というわけで初日の晩飯は、
『ラーメン、つけ麺、僕、硬麺』&『コーン・ラーメン』
5袋全て使いきった。
我ながらまずい!
翌日1袋だけ作ってみたらまぁまぁ美味しかったので大量に作ると何かが違うのだろう。



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