海外旅行周遊・ 世界一周旅行ガイド |
■モロッコ| 西サハラ砂漠の玄関口 メルズーガ(12/8) |
バスで一緒になったヨセフのホテルADRARにチェックイン。 大きな食堂でコーヒーをご馳走になる。 |
部屋でくつろいでいると窓から朝陽が見えてきた。
何とホテルのすぐ裏手が砂漠になっていてさえぎるものは何も無く、美しい朝陽がとても美しい。
町はとても小さく10分も歩くと端っこに到達してしまう。
店も多くなく、こじんまりしたところが非常に良い。
時間がゆっくり流れていく感じだ。
この町唯一のネットカフ ェ。サイバーという看板 が目印。 1h 5DH(60円) |
西部劇に出てくるような宿場町のようなこじんまりした町。 カフェで休憩。 コーヒー1杯 5DH(60円) リラックスできる価値ある時間だ。 |
町に沿って走る幹線の向こうに高級そうな家がちらほら見える。
サハラ砂漠の夕陽に乾杯
カフェで仲良くなったハッサンにビールが買える場所を教えてもらった。
町から離れた建物の小窓から買う。パチンコの景品交換所みたいなところだ。堂々と買えないので何だか犯罪者のようだ。
メルズーガの町のすぐ裏手が西サハラ砂漠が広がる。絶景だ。
闇売買で買ったビール『ストーク』。
キンキンに冷えて最高だ!
夕陽をつまみに乾杯!
ハッサンは白い液体の酒 を飲んでいた。 何だか良く分からないが 度数が高く、トルコで飲 んだ酒に似ている。 ビール購入を助けてもら ったお礼にスペインで買っ たブランデーを分けてやっ たら凄く喜んでくれた。 『オー・マイ・ベスト・フレン ド!』だってさ! |
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ハッサンの親戚が結婚するということで参加させてもらった。
部屋に入ると大きな部屋に女性と子供だけが大勢いた。
赤い頭巾のようなものを被っている女性が花嫁だ。
子供たちは暇そうに家の前で 何もやることなく式が終わるの を待っているようだった。 |
結婚式に参加するため正装して参加。ターバンはハッサンに借り、巻いてもらった。 人生初ターバンなり。 |
男性のみの部屋に通され、皆 でタジン鍋などの料理をつっつ く。 初対面の人と鍋を分け合って 食った貴重な経験だった。 |
■モロッコ| らくだで行く!サハラ砂漠で1泊 (12/9) |
道端でサッカーを楽しむ少年たちに『パス!』と呼びかけたらボールを蹴ってくれた。しばし遊んですかkり仲良しだ。 |
アハメッドにらくだを引いて もらいドンス(砂山)のふ もとにあるオアシスで一泊 |
らくだが立ち上がるときは急激に揺れしかも左右に大きく、しかもかなり高く上がるため振り落とされないようにしないといけない。
何度乗っても結構怖いのだ。
らくだに乗って思ったのだが、アハメッドがずっとらくだを引いていくということは、今日の宿泊地であるテント村まで俺も歩いていけるってことなんだよね。 別にらくだに乗らなくても良かったってことなんだよね。 この旅でサハラでらくだに乗るのが夢だったので、どうでも良いことなんだけどね・・・。 |
夕焼け空が素晴らしく途中でらくだを降りて感傷にひたる。
ベルベル人のアハメッドは屋根のある家で寝るより、砂漠のテントで寝るほうがすきなんだってさ。なんかカッコいいじゃんか。
先祖から引き継ぐベルベル人のDNAなんだんろうか?
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本日のお宿はこのテント。
客は俺以外に家族連れが二組しかおらず、結構静かだ。
テント内は大量の絨毯や毛布があって寒さ対策は完璧だ。
アハメッドの作るタジン鍋が最 高に美味かった。 タジン鍋は蓋が三角柱の様に なっていて野菜の蒸気で蒸し 焼きにするので砂漠など水の 無い場所での調理に最適だ。 |
テントの外は寒くトイレに行くのがおっくうになるが、満天の星空が広がる。流れ★がどんどん流れるほどだ。この世界一周でオーストラリアのエアーズロックの砂漠キャンプでも寝袋にくるまって星空を眺めながら寝たが、同じくらいに奇麗な星空だ。
場所や季節が違うので見える星座は違うのだろうけど、頭であれこれ考えるより、理屈ぬきでハートで感じた方がシアワセなのだ。
是非オススメします!
■モロッコ| メルズーガ均衡の町をツーリング (12/10) |
一晩お世話になったテン ト村のオアシス。 まだ誰も起きておらず。 朝一で砂漠を散歩。どこ まで歩いても砂ばかり。 |
今日も天気が良く、モロッコに来てから天候には恵まれている。 |
ホテルへと戻る途中で他のキャ ラバンと合流。 前のキャラバンに紐をくくりつけ 列になって進んでいく。 |
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テネリールに移動するつもりで宿をチェックアウトしたが待てど暮らせどバスは来ず。
来るのはレース用の車やサンドバギーばかりだ。
結局面倒くさくなってこの日の移動は諦めてハッサンのペンションに泊ることにした。
部屋は狭いが激安価格だ。
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近くでたむろしている黒人のバイクをチャーターし、ブラックピープルの村と湖へ連れて行ってもらう。1時間100DH(1200円)
ブラックピープルの村。 観光地化されていて民芸品などを売っていた。 |
いざ、湖へ。
遠くに見えるのはフラミンゴ。
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町で見かけたパリ・ダカールレー スのロゴマーク。 以前、このメルズーガの町が中 継地点になったらしい。 ハッサンは三菱チームの篠塚 健次郎選手にあったらしい。 篠塚選手は凄くナイス・ガイだっ たとべた褒めだった。 |
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夕飯はハッサンがタジンを作ってくれた。俺は卵4つ(4DH50円)を買うことで一緒に参加出来たのでラッキーだ。
茹でたトマトと芋をみじん切りにし卵を閉じたものと、同じくトマトと芋のみじん切りにオリーヴオイルをかけて作ったサラダをパンとあわせて食べる。 |
香辛料がいくつか入っているが、俺の持参したチキン・ブイヨンもタジンの隠し味に一役買っていてバリウマに仕上がっている。
おいしゅうございました。
■モロッコ| 砂漠の山ドンス登頂 (12/11) |
ふもとまで20〜30分歩き登頂開始。
砂をつま先で突き刺しつつ上る。
登り始めてから一気に汗をかき始める。相当な運動量だ。
一歩進むが砂で半分はずり落ちるので中々上には到達しない。
幾つかの登りを乗り越えて頂上に到達。
360度見渡すことが出来てとてもすがすがしい。
わざわざラクダに乗らなくても来れるし、この季節だと水など不要だしお手軽にこれちゃうのでお勧めスポットだ。
登るのは20分以上かかるが下りは3分とかからない。
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昼からテネリールへ移動。
バスは当てにならないので、白タクを値段交渉しリサーニ、エルフードと移動。
メルズーガ→《タクシー40M》→(リサーニ)→《タクシー20M》エルフード→《バス3H》テネリール