54カ国目
ワイナピッチュでの美談

俺の数日前にワイナピチュに上った旅友ミッチイから聞いた話。

ワイナピチュから降りてくるときに崖から落ちそうになっている白人老女が居たそうだ。老いたご主人では助けられず困っているところに白人の成年が泥だらけの崖に腹ばいになって救助したらしいのだ。
そのときのやり取りも相手をリラックスさせるために非常に落ち着いた対応で大変感心したそうだ。

『Hi。俺は○○って言うんだけど、君の名前は何て言うんだい。OK。それじゃ△△さん。今からこういう風に君を助けようと思うのだが、こういう風にしてくれるかい。いいね?理解できた?OK!じゃあ、ゆっくりでいいので一つ一つ問題をクリアしていこう!いいね・・・。』、なんて感じで見事な対応だったらしい。

ミッチイからこの話を聞いたときに、すげーカッコイイと思ったのと同時に、実際に自分が同じように対応できるかって考えたらどうだろうと思った。俺だったら難しいようなって思ったもんな。相手を落ち着かせるどころか自分が焦っちゃって絶対テンパッてしまっているよ。

ま、でも同じよーな場面に遭遇したら少しはこの美談を生かせる様な気がする。

何れにしてもワイナピチュへの往路は十分ご注意を!




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ペルー/マチュピチュ


クスコからマチュピチュ村の裏ルート
マチュピチュ&ワイナピチュ観光

■ペルー | クスコからマチュピチュ村の裏ルート (1/1)

朝一でサンタマリア行きのバス停へ行くがバスが来ない。

尋ねるとバスだと相当遅く8時以降の出発だと言うことだった。

コレクティーボだともっと早いし、人数も集まり次第出発するのでそっちの方がよいと薦められた。

今晩の宿も取っていないので何とか日没前に到着したいのでコレクティーボで行くことにする。


コレクティーボ(乗り合いTAXI)の乗場はバス停を100m下った坂の途中にあった。
写真に見える白いバン。
8人以上集まらないと出発しない。
なかなか人数が集まらずしばら
く待つ。この間1時間。
よーやく集まって無事にスター
ト。


バスよりも1時間以上早く出発したし、車体が小さく軽いのでスピードもあるので早く着けそうだ。

しばらく行くと林道に入り、悪路
が続く。

しかも、ガードレールの無い崖
を行くので落ちたら終わりだ。


さすが裏ルートだ。坂を下ってUの字のカーブのところで決壊した水が道路に川を作っている。

なんとか俺たちのコレクティーボはクリアしたが、先に通ったであろうバスはエンジントラブルになり代替車への乗換え作業をしていた。

後続のバスに乗っていたら同じ運命にあったかもだ。

運良くクリアした後に待っていた
悲劇はパンクだった。
30分以上の時間ロス。


ジャッキで車を上げタイヤを交換するのだが、空気の読まない現地のおばはん一人は修理完了まで乗ったままだった。
サンタマリアからは4人乗りの車
をチャーターし、サンタテレサま
で移動。
少し休憩した後、同じ車をチャ
ーターして水力発電所(写真
右)まで移動。


水力発電所から線路沿いを歩く。
線路沿いを歩くと右手に右の
写真のような看板があるので、
これを上がって行く。
上がりきったら左折して線路沿
いを歩くのが近道なのだ。

後はひたすら2〜3時間あるけば、温泉町のようなマチュピチュ村に着く。終点駅なので行き過ぎる事は無いだろう。

1〜2箇所は落ちたら痛いよって感じの橋の様になった線路を歩く。

前後から電車が来ないのを確認して落ち着いて渡りましょう。


約3時間で数本しか通らなかったが電車が来たら脇に避けよう。



マチュピチュ村に近づくとトンネルがある。
必ずライトを持参しておこう。
無ければ携帯やデジカメのライトをオンにして進もう。
マチュピチュ村に無事到着。

まだ明るいので十分宿探しは
余裕だ。

駅で宿の呼び込みが数名いた。条件を聞いたが余りよくなかったので荷物を固めて、探しに行ったらまあまあ安い宿が見つかった。

明日は朝4時起きなので早めのご就寝。


■ペルー | マチュピチュ&ワイナピチュ観光  (1/2)

朝5時に起床。
5時半に宿を出て歩いてマチュピチュへ行くのだ。
バス(片道8ドル・20分)も出ているがワイナピチュへ登れる整理券が一日何名と決まっているので早く行きたいのだ。

真っ暗な道を行くのだが、ルートは左のサインが目印。

しばらく歩くと道の途中で
階段があるのでそれを登
っていくのだ。
道路をそのまま歩いても
一本道なので辿り着くが
蛇行したバス道なので相
当な遠回りになる。
ゆっくり登っても1時間も
掛からないだろう。

たまに小雨がフル天気で、登っている途中で小山が見えるがスンゲー霧なのだ。
よーやく到着。



受付に並ぶ。

結構早く着いたみたいだ。

後からバス組みが続々と到着。

バスに乗る場合は1〜3台目までには乗らないとワイナピチュの整理券がもらえないかもよ。
ワイナピチュに登るの整理券を
もらったらなんと7番だった。
※ワイナピチュに登るにもマチュ
ピチュの券が必要なので一日
でどちらも見たほうがよいの
だ。

マチュピチュの入場料は126sol(4000円)/学生は国際学生カード提示で半額。マチュピチュ村の観光案内所でも前売り券が買える。1週間の期限内で1日のみ有効なので前日に購入し、日程が許す限り天候を見てマチュピチュに登る日を決めても良いかもね。


7時と11時の2回の入山で人数限定(各200名)。7時を選択したのだが、この雨季の時期は午後から霧が晴れることがあるので午後にワイナピチュに行けば良かったかもしれない。

ワイナピチュに向かう前に霧のマチュピチュを散策。


人口1000名にも満たない町だが結構広いのだ。

午後に霧が晴れてくることを祈る。

放牧されているのか野生なのか分からないがリャマがあちらこちらにいる。間隔を開けて十数匹が全然動かずに座って居る。


朝一の個人写真を1枚。


石を積み上げて作った道路を抜けていく。

ワイナピチュに向かう。

ワイナピチュからマチュピチュ全体を見るのが奇麗だそうで、ベストショットが撮れるらしいのだ。

ワイナピチュの道は悪路で細い道を通っていく。


↑遠くに見える断崖


↑左の断崖を抜ける写真

滑りやすく事故も起きているので気をつけなければならない。


こんな石の隙間も抜けていくのだ。

ワイナピチュ登頂

あいにくの霧で何も見えない。

この日午後まで粘った人は一瞬だけ見れたらしい。
俺は下山してマチュピチュ観光していたが、晴れ間が一瞬出たときにワイナピチュから大きな歓声が聞こえていたので見れたんでしょう。
クスコの八幡ホテルで一緒だった岐阜出身の男性がその時そこに居てしっかり見たらしいのだ。(※11時から登ってたら良かったのだ。)

相当高いところにあるのだ。


ワイナピチュへは登りの多い行きよりも下りの多い帰りの方が怖い。
事故も多いので気をつけましょう。(⇒コラム参照)


高山で作物を栽培するために段々畑になっている。

裏手に行ってみると崖っプチになっ
ていた。

奥にある断崖への道は手前で通
行止めになっていた。(右)

天空の城と呼ばれるだけあってこれだけの高地に良く町を作れたなと思う。

乾季に来て青空の下で見れればさらに奇麗なんだろうね。

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一日の観光の疲れを癒すためにアグアスカリエンテ(温泉)へ出かけた。クスコの町の外れの坂道を上がったところで町から歩いて7〜8分のところにある。


 温泉入場料 10sol(320円)
近くの店で水着は3sol(96円)で借りれた。

この日は一日中停電でろうそくの灯りが頼りだった。宿でも借りれるがライトやろうそくを持参していたので非常の重宝した。

マチュピチュではよくある話なのでクスコに荷物を預け最軽量で移動してきても緊急用の準備だけはしておきましょう。


■ペルー |クスコへ戻り、プーノへの夜行バス移動(1/3)

昨日の長期停電で電車が動いているかどうか心配だったが、無事に電車は動いていた。
クスコへの戻りはさすがにスタンドバイミーの様に線路は歩きたくないので電車で戻った。
途中のオリャンタイタンボ駅まで行き、そこから乗り合いタクシーでクスコへ戻った。このパターンだと半額くらいになるし、時間も余り変わらない。メリットは宿の近くのアルマス広場付近までタクシーが行ってくれるのが大きい。
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クスコに到着後、ランチを取り、バスセンターへ向かう。
マチュピチュに行ったメンバー4人の内3名でその日の夜行でプーノへ向かうことにした。(※綾ちゃんのみ先の急ぐ旅路で別ルート)
夜行バスの値段は3段階あった。
3人だったので盗難の可能性も低くなるので最安値のバスにしたけど最悪でした。ぼろいし、シートは堅く、余り倒れず狭い。
しかも、席数以上に乗客が乗り、通路に人が座るので足元のバッグが心配で仕方なかった。
俺はチェーンも付け、鍵もしているけどやっぱり心配だった。
真ん中のグレードにしておけば良かったと後悔。


  


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≪ 宿情報 ≫

Mirador
 ツインのシェア 
 一人15sol(480円)
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≪ 交通情報 ≫

電車
 (マチュピチュ→オリャンタイタンボ)

 90sol(2880円)

●乗り合いタクシー
(オリャンタイタンボ駅→クスコ)
 10sol(320円)
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≪ グルメ情報 ≫


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