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■チリ | 再びチリ、プエルト・ナタレス到着 (1/24) |
パタゴニアの大自然の中をバスは下る。
大きな空に白い雲。景色は違うが好きな北海道を思い出す。
バスは5時間ほどで海沿いに到着。遠くに見えるプエルト・ナタレスの町に弧を描くように海沿いを走る。 |
南米に入って最初の町ペルーの首都リマは海沿いの町だったが、それ以降ずっと内陸をバスで移動してきた。
そのためか久々の海に感動!ここプエルト・ナタレスは夏だがとても涼しく、ベタ付かず過ごしやすい。 パタゴニアに共通する強風が吹き荒れ、海は多少荒い。 |
バスを降り小さな旅行社で宿を尋ね、宿探し。
数軒当たってみたが満室。夏のハイシーズンだけにどの町に行っても宿探しに時間がかかる。
ラッキーなことに新しい奇麗なゲストハウスを見つけチェックイン。
荷物を置き町を歩く。 小さな町で30分もあればぐるっ と見て回れる。 |
町の大きな教会の前に公園を機関車がある。
■チリ |パイネ国立公園への日帰りツアー (1/25) |
宿併設の旅行社で翌日のツアーに参加申し込み。
ボリビアと比べると数倍のツアー代金になるがパタゴニアに来たらパイネを見るしかあるまい。
・1日ツアー代金 20,000LCP(3,800円) ・入場料 洞窟 3,000LCP(570円) ・入場料 国立公園 15,000LCP(2,850円) |
10数人乗りのミニバスでのツ アーだ。 老夫婦が多く、一人で参加 しているのは少ない。 |
町を出て1時間ほどで洞窟に立ち寄る。
洞窟に入る人だけ入場料を払う。
洞窟の前には野鳥が多い。大きなフクロウの群れにも遭遇。
獰猛そうな熊の像があった。 かつてはこういう奴がいたらしいのだ。 説明を聞かずにうろちょろしてたのでよくわからんが、化石が発見されたんじゃないだろうか。 |
洞窟を後にして2時間ほどバス は走る。 |
パタゴニアの大自然がどこまでも続き、バスからの景色を眺めているだけでも十分楽しい。
山沿いの道から遠くの湖と山を眺める。
頂上付近に雲がかかりベストショットは取れなかったが数日前に見たバリローチェのように美しい景色にうっとり。
野良のリャマのような草食系動物を近くで撮影。
こいちらは余り逃げないのだ。天敵がいないんだろうね。
ボリビアでも見たフラミンゴ発見。 |
パイネ国立公園のゲートに入 り、しばし休憩。右のゆるやか な下り坂を走るといよいよメイン のパイネの大自然が待ってい る。 |
生憎の天候で小雨が降る。結構寒い。
大きなバッグパックを背負いトレッキングしている人たちがちらほら。
夏とは言え、雨も良く降るので夜は結構さむそうだ。日帰りツアーにして良かったかもだ。
なるほど、景色は最高だ。
目玉は頂きにかかる朝陽なんだけど、そのために皆近くまでトレッキングをして夜はテントでキャンプをするのだ。
所々にあるログハウスに泊ることも可能だが、超高額です!
雄大な滝を見学。結構近くまで行ける。虹が奇麗だ!
滝の下と上と両方見れるので楽しい。
かなりの急流なので落ちたら一瞬で終わりだ。
ツアースタッフはここだけは超ナーバスになっていた。
一瞬雲が流れて山頂を見ることができた。
ツアーの最後に氷河が流れる湖に行ったのだが、小雨が本降りに変わりびしょびしょ。
遠くに見える氷河が青い。 きめ細かな気泡が光の屈折で青くなるようなのだ。 |
雨の中皆は途中で引き返した が同じく一人旅しているスイス 人とずんずんと歩く。自由時間 が1時間だから30分で折り返さ ないといけないので早歩きだ。 |
最も離れた岸辺に漂流してきた氷河の小さなかけらを発見。 小さく砕きポケットに入れて持ち帰る。 |
びしょ濡れになったが念願の氷 で作ったスコッチ・ウィスキーのオ ン・ザ・ロックを飲む。 しみじみ美味い! |
最前部に居た俺から皆に飲むかと尋ねると大歓声があがった。 皆で回し飲みしたが少ない量でもいつもより酔った。 美味い酒は少量で良いのだ。 |
天候には恵まれなかったが最高の思い出になった。
次回はトレッキングで2泊か3泊しに来よう!