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チリ/プエルト・ナタレス


海沿いの小さな町プエルト・ナタレス
★パタゴニアの自然に触れるパイネ国立公園
氷河を入れたオン・ザ・ロックでサルー!

■チリ | 再びチリ、プエルト・ナタレス到着 (1/24)

アルゼンチンのエルカラファテから再びチリに入国しプエルト・ナタレスへ移動。
パタゴニアを下るとアルゼンチンとチリを行ったり来たりするのでやや混乱する。両国のお金が必要なのだ。

パタゴニアの大自然の中をバスは下る。

大きな空に白い雲。景色は違うが好きな北海道を思い出す。


バスは5時間ほどで海沿いに到着。遠くに見えるプエルト・ナタレスの町に弧を描くように海沿いを走る。

南米に入って最初の町ペルーの首都リマは海沿いの町だったが、それ以降ずっと内陸をバスで移動してきた。

そのためか久々の海に感動!
海か山かどちらが好きかと究極の選択をすると少数派であろう山を選択する。海水より淡水の方が好きだからだ。
日本は湿度が高いので海に長時間いるときの体のベトベト感がどうも嫌なのだ。
今までの経験で最強は日本ではないがサイパンや台湾で相当ベトベトして不快感100%だった。
ただ、アジアを外した外国の気候はからっとしていことが多いので海沿いが過ごし易い。風もあるしね。
津波のある日本は山の手が高級住宅地であることが多いが、諸外国は逆の場合が多く、海沿いの家は高いのだ。

ここプエルト・ナタレスは夏だがとても涼しく、ベタ付かず過ごしやすい。
パタゴニアに共通する強風が吹き荒れ、海は多少荒い。

バスを降り小さな旅行社で宿を尋ね、宿探し。

数軒当たってみたが満室。夏のハイシーズンだけにどの町に行っても宿探しに時間がかかる。

ラッキーなことに新しい奇麗なゲストハウスを見つけチェックイン。

荷物を置き町を歩く。
小さな町で30分もあればぐるっ
と見て回れる。

町の大きな教会の前に公園を機関車がある。

町のレストランでエリッソ(ウ二)を探すがどこも今は手に入らないとのことで町の小さな食堂でランチを食べる。
町にある大きなスーパーマーケットでビールやパスタなどを買い込み夕飯も確保。
パタゴニアを下って来たバス仲間に再会。
翌日からのパイネ国立公園のトレッキングのためにかなりの量を買い込んでいる。4人でトレッキングするのでかなりの量だ。
俺も何人かで組めたらトレッキングするつもりだったが、宿にいたメンバーは全員トレッキングから帰ってきた人たちばかりで町を歩いたが誰も見つけられなかった。
テントや食料など一人だと持てる限界があるから断念。
日帰りのツアーを申し込んでこの日は終了。

■チリ |パイネ国立公園への日帰りツアー (1/25)

宿併設の旅行社で翌日のツアーに参加申し込み。

ボリビアと比べると数倍のツアー代金になるがパタゴニアに来たらパイネを見るしかあるまい。


・1日ツアー代金
  20,000LCP(3,800円)
・入場料 洞窟
  3,000LCP(570円)
・入場料 国立公園
  15,000LCP(2,850円)
10数人乗りのミニバスでのツ
アーだ。
老夫婦が多く、一人で参加
しているのは少ない。

町を出て1時間ほどで洞窟に立ち寄る。

洞窟に入る人だけ入場料を払う。


洞窟の前には野鳥が多い。大きなフクロウの群れにも遭遇。

かなり大きな洞窟でドーム球場のようだ。

獰猛そうな熊の像があった。
かつてはこういう奴がいたらしいのだ。

説明を聞かずにうろちょろしてたのでよくわからんが、化石が発見されたんじゃないだろうか。
所要時間40分。
わざわざ入場料を払って入るようなものではないと思う。
同じ洞窟でも山口県の秋吉台にある秋芳洞の方が断然面白いけけどね。神秘的な鍾乳洞で見所多いしね。
洞窟を後にして2時間ほどバス
は走る。

パタゴニアの大自然がどこまでも続き、バスからの景色を眺めているだけでも十分楽しい。

山沿いの道から遠くの湖と山を眺める。

頂上付近に雲がかかりベストショットは取れなかったが数日前に見たバリローチェのように美しい景色にうっとり。


野良のリャマのような草食系動物を近くで撮影。

こいちらは余り逃げないのだ。天敵がいないんだろうね。




ボリビアでも見たフラミンゴ発見。
パイネ国立公園のゲートに入
り、しばし休憩。右のゆるやか
な下り坂を走るといよいよメイン
のパイネの大自然が待ってい
る。

生憎の天候で小雨が降る。結構寒い。

大きなバッグパックを背負いトレッキングしている人たちがちらほら。

夏とは言え、雨も良く降るので夜は結構さむそうだ。日帰りツアーにして良かったかもだ。

なるほど、景色は最高だ。

目玉は頂きにかかる朝陽なんだけど、そのために皆近くまでトレッキングをして夜はテントでキャンプをするのだ。

所々にあるログハウスに泊ることも可能だが、超高額です!

雄大な滝を見学。結構近くまで行ける。虹が奇麗だ!

滝の下と上と両方見れるので楽しい。

かなりの急流なので落ちたら一瞬で終わりだ。

ツアースタッフはここだけは超ナーバスになっていた。

一瞬雲が流れて山頂を見ることができた。

氷河を入れたオン・ザ・ロックでサルー

ツアーの最後に氷河が流れる湖に行ったのだが、小雨が本降りに変わりびしょびしょ。


遠くに見える氷河が青い。
きめ細かな気泡が光の屈折で青くなるようなのだ。
雨の中皆は途中で引き返した
が同じく一人旅しているスイス
人とずんずんと歩く。自由時間
が1時間だから30分で折り返さ
ないといけないので早歩きだ。


最も離れた岸辺に漂流してきた氷河の小さなかけらを発見。
小さく砕きポケットに入れて持ち帰る。
びしょ濡れになったが念願の氷
で作ったスコッチ・ウィスキーのオ
ン・ザ・ロックを飲む。
しみじみ美味い!


最前部に居た俺から皆に飲むかと尋ねると大歓声があがった。
皆で回し飲みしたが少ない量でもいつもより酔った。
美味い酒は少量で良いのだ。

天候には恵まれなかったが最高の思い出になった。

次回はトレッキングで2泊か3泊しに来よう!


  
プエルト・ナタレスはチリ南部パタゴニアの最大の観光地であるパイネ国立公園の基点となる街。
トレッキングが観光の目玉でヨーロッパの人が多く訪れる。
パタゴニアは一年中強風が吹くので『風の大地』とも呼びます。
パタゴニアは氷河ができるほど寒く、観光は夏がべスト。
南半球なので、12〜2月が夏のベストシーズン。
夏と言っても寒暖の差が激しく、風も強いのでマウンテンパーカーやセーターが無いと夜は厳しい。
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【 観光 】

●パイネ国立公園
パイネ国立公園の最大の見所TORRES DE PAINE。
トレッキングで近くまで行って、朝日のあたるパイネの塔を見るのが絵葉書にもなるほど最大の見所。
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≪ 宿情報 ≫

AMAZINGBACKPACKERS HOSTEL
ドミトリー 7700CLP(1463円)
 WiFiあり

奇麗なゲストハウスで設備も良い。広々としたリビングがありくつろげる。1階は旅行社なのでツアーなど紹介してもらえる。釣りのツアーもあったが150ドル以上する高額なものだったので断念。
イコゴチが良かった。
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≪ 交通情報 ≫

【 バス/プント・アレーナス】

 約3時間と近く本数も多い。
 4000CLP(760円)

【 バス/サンチャゴから 】
プエルトナタレスへはサンチャゴからバスで下れますが、約2500km離れているのできついです。

【 バス/カラファテ 】
アルゼンチンのカラファテから国境を越えてプエルトナタレスに行くバスが週に3便以上。
5時間から6時間程度です。
 60ARP(1500円)

【 空路 】
ラン・チリでプンタアレーナスまで飛び、約3時間(250km)移動。プエルトナタレスへ直行便はありません。
ランチリはプロモーションでたまに往復150ドル以下のバーゲン価格で購入可能。
普通に買うと300ドル弱。
※空港⇒市内のバス会社
ミニバス(3,000CLP)で約20分。
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≪ グルメ情報 ≫

チリは細長く海に面しているので海鮮ものが美味いが原則海沿いに限る。

エリッソ(ウ二)が有名だが水揚げされる地域によるのかここプエルト・ナタレスでは食べれなかった。





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